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お墓参りを学ぶ! 知っておくべき正しいマナー、教養

お墓参りに行こうと思っても、普段頻繁に出向く場所ではないため、マナーや作法はどうだったか自信のない人も少なくないでしょう。ここでは、お墓参りの正しいマナーや知っておきたい教養について紹介します。

目次

まずはお墓参りの基本のマナーから学ぼう!

お墓は先祖や家族が眠り、供養する場所です。お墓参りは先祖や故人の冥福を祈るだけでなく、先祖から続く命のつながりを感謝し、家族の幸せを祈る機会であるとも言えるでしょう。人によっては就職や結婚、出産といった人生の節目を報告したり悩みを打ち明けたりなど、先祖や故人との対話が精神的なよりどころとなっている場合もあるのではないでしょうか。そんなお墓参りですが、先祖や故人を思う気持ちがあれば特別な作法は必要ありません。しかし、基本的なマナーは存在します。服装、持ち物、掃除、お参りの順に説明しましょう。

まず服装ですが、基本的には何を着ても問題ありません。しかし、年忌法要などの正式な法要の場合は礼服で臨む場合もあるため、家族に確認が必要です。それ以外の場合は、掃除などでしゃがんで作業することも多いため、動きやすく汚れても良い格好で行くと良いでしょう。靴にも注意が必要です。墓地は傾斜があったり、芝生や砂利道であったりすることが多いため、歩きやすい靴を選びましょう。持ち物は、線香、ロウソク、生け花が最低限必要なセットです。

それ以外に、お供え用のお菓子や果物、飲み物や、懐紙、花ばさみ、タワシやスポンジ、ほうきなどの掃除用具、マッチかライター、ひしゃく、手桶、ゴミ袋を持っていきます。寺院や霊園によってはひしゃくや手桶、ほうき等の掃除用具はそろっていることもあるでしょう。供える花は、基本的に仏花を選びます。故人が好きだった花を供えても問題ありませんが、毒やトゲがある花、香りの強い花などは避けるのがマナーです。

お墓の掃除の仕方としては、まず手桶に水を汲んでお墓に行きます。お墓参りに来たという挨拶としてお墓の前で合掌し、それから掃除を始めましょう。まず墓石に浄水をかけましょう。草むしりをしたり、タワシやスポンジで墓石を磨いたりします。その後、乾いたタオルで拭きあげましょう。掃除を終えたら、花立てに花を供えます。買ったままの状態では茎が長く、風で倒れてしまうため、花ばさみで茎を短く切りましょう。また、花立ては基本的に対になっていますが、1つしかない場合もあります。その際はお墓に向かって左側に花立てを置くようにします。

お供え用のお菓子や果物は懐紙を敷き、その上に載せましょう。次に線香に火をつけ、供えます。線香の火は息で吹き消さず、手で仰いで消すのがマナーです。他にも注意すべき点として、お酒を供える場合が挙げられます。故人が好きだったからとお酒を供える際、液体だからと水と同じ要領でそのまま墓石にかけてもいいのでは、と思う人もいるかもしれません。しかし、お酒によって墓石が化学変化を起こし、変色してしまうことがあるため、避けた方が良いでしょう。

掃除が終わればお参りです。墓石に水をかけ、正面に座って合掌します。お参りの際には手に数珠をかけて合掌します。ここで故人に報告したいこと、相談したいことなどを心の中で唱える人もいるでしょう。お参りの時間に決まりはありません。後に待つ人がいるのであれば長くなりすぎないように注意しましょう。お参りが終わると帰り支度を始めます。花と線香はそのままで問題ありませんが、お供え用のお菓子や果物は、カラスなどに荒らされないように必ず持ち帰りましょう。また、ロウソクの炎もあおいで消します。

バケツに残った水はお墓の周りにまくと水たまりになってしまい、他のお墓のお参りに来る人の迷惑になることもあります。残った水はそのまま水くみ場まで持っていき、流しましょう。墓地は区画ごとに分かれてはいるものの、お墓同士が隣接しています。他の人の迷惑にならないよう配慮するのもお墓参りにおける礼儀です。墓地ではゴミ捨て場が設けられていることが多いため、分別して捨てます。ひしゃくや手桶などを借りていた場合、元の場所への返却を忘れないようにしましょう。

お墓参りはいつ行く?

お墓参りに行く上で、いつ行くのが良いか迷う人もいるでしょう。お墓参りに適した時期や時間はあるのか、お墓参りに関する教養として紹介します。かつては、お墓は集落の近くにありお墓参りも生活の一部でした。しかし時代の流れとともに生活から切り離されるようになり、今では仕事が忙しかったりお墓が遠かったりと、お墓参りに行く時間が取れないのも珍しいことではありません。お墓参りに行くのに特に決められた日はありませんが、一般的には春と秋のお彼岸、お盆、命日や年忌法要にお参りすることが多いでしょう。他にも故人や先祖に報告したいことがある時や、帰省のタイミングに合わせてお参りに行っている人も少なくありません。

時間は午前中、特に朝一番に行くのが良いと言われていますが、それほどこだわらなくても良いでしょう。ただし、日が暮れる夕方頃はお墓参りに適さないと言われています。日が沈む時間は「逢魔が時(おうまがとき)」と呼ばれ、魔物に逢いやすい時間だと昔から言い伝えられているためです。

地域や宗派によってお墓参りの作法は違う?

お墓参りにおける教養として知っておきたいのが、地域や宗派における作法の違いです。お墓参りは地域色の濃いものです。その地域独自の作法があることも多いため、事前に家族に作法を確認しておくと安心でしょう。また、宗派によってお墓参りの作法が異なる場合も少なくありません。お墓に供える花や線香が良い例でしょう。お墓に供える花は、宗派によっては花ではなく葉のみの常緑樹を供えます。線香の本数は、真言宗などは3本ですが、曹洞宗などでは1本、浄土真宗では寝かせて供えるなど宗派によって異なります。宗派によっては数珠も必要ないなど、作法の違いはさまざまです。さらに墓地によってはペット連れ禁止や火気厳禁などのルールが定められている場合があるため、墓地のルールにも注意しましょう。

お参りする気持ちが何よりも大切

お墓参りではそれぞれの宗派や地域の作法、さらには墓地のルールなどが存在します。しかし最も大切なことは、故人の冥福を祈り、お参りをしたいという思いです。細かいルールや作法にとらわれすぎると、お参り自体が億劫に感じられてしまいかねません。故人を思う気持ちを大切に、気軽にお参りしてみてはいかがでしょうか。

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